【保存版】病院管理栄養士がステップアップできる学会・認定資格まとめ

学会一覧 新人用情報

病院で管理栄養士として数年働いていると、「もっと専門性を高めたい」「どの学会に入るのが正解?」と悩む時期がくるはずです。

ただ知っている学会に入るのではなく、まずは多くの選択肢を知った上で、自分に合ったものを選ぶことがキャリアアップへの近道です。

今回は、病院管理栄養士が入会でき、さらに**「ステップアップ資格」**を取得できる学会を網羅してご紹介します。数多くの学会を一つずつ調べるのは大変ですので、一目で比較できるよう一覧表にまとめました。まずは興味のある疾患や分野から探してみてください。

※ご注意

記載している会費や資格等の情報は執筆時点(2024年12月)のものです。改定される場合があるため、最新の情報は必ず各学会の公式サイトにてご確認ください。


1. まず入会を検討すべき主要3学会

これらは病院で働く管理栄養士にとって最もメジャーであり、専門性の土台となる学会です。

公益社団法人 日本栄養士会

すべての管理栄養士のベースとなる職能団体です。認定・専門資格の種類が最も豊富です。

  • 主な認定資格:
    • 認定管理栄養士、認定栄養士(臨床、学校、健康・スポーツ 等)
    • 特定分野別:特定保健指導担当、静脈経腸栄養(TNT-D)、在宅訪問、公認スポーツ栄養士、食物アレルギー分野 等
    • 専門分野別:がん、腎臓病、糖尿病、摂食嚥下リハ 等
  • 会費: 都道府県により異なります
  • 公式サイト: >>日本栄養士会ホームページ

一般社団法人 日本栄養治療学会(JSPEN)

NST(栄養サポートチーム)に携わるなら、まず検討すべき学会です。

一般社団法人 日本病態栄養学会

臨床栄養の知識を深め、病態に応じた「専門管理栄養士」を目指すのに最適です。

  • 主な認定資格:
    • 病態栄養専門管理栄養士、NSTコーディネーター
    • がん・腎臓病・糖尿病病態栄養専門管理栄養士
  • 年会費: 正会員 10,000円
  • 公式サイト: >>日本病態栄養学会ホームページ

2. 専門分野別・資格取得ができる学会一覧

各分野のスペシャリストを目指すための学会リストです。学会名をクリックすると公式サイトへ移動できます。

学会名(公式サイトリンク)目指せる主な資格年会費(目安)
日本糖尿病協会地域糖尿病療養指導士(一部地域)3,500円
日本健康・栄養システム学会臨床栄養師8,000円
日本循環器学会心不全療養指導士8,000円
日本高血圧学会循環器病予防療養指導士5,000円
日本循環器病予防学会循環器病予防療養指導士5,000円
日本動脈硬化学会循環器病予防療養指導士5,000円
日本肥満学会肥満症生活習慣改善指導士8,000円
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会呼吸ケア指導士10,000円
日本摂食嚥下リハビリテーション学会日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士5,000円
日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士
/上級指導士
8,000円
日本口腔リハビリテーション学会日本口腔リハビリテーション学会認定管理栄養士10,000円
日本褥瘡学会褥瘡認定師 / 在宅褥瘡予防・管理師7,000円
日本フットケア・足病医学会日本フットケア・足病医学会認定師 / フットケア指導士10,000円
日本骨粗鬆症学会骨粗鬆症マネージャー6,000円
日本栄養経営実践協会栄養経営士10,000円
日本在宅栄養管理学会在宅訪問管理栄養士8,000円
日本腎代替療法医療専門職推進協会腎代替療法専門指導士5,000円

3. その他、情報収集におすすめの関連学会

資格取得以外にも、学術的な知見を広め、最新のエビデンスを学ぶために入会可能な学会は数多くあります。


学会選びのポイント:迷ったらどうする?

管理栄養士が入会できる学会は多岐にわたり、どれに入会しようか悩むと思います。

新人のうちは、まず管理栄養士・栄養士の職能団体である**「日本栄養士会」**が第一選択になるでしょう。そこから実務経験を積みつつ、自分の興味のある分野に合わせて専門学会を追加していくのが王道のルートです。

費用がかかるものですので、無理に多くの学会に入る必要はありません。急いで入会する理由がない限りは、まずは年次学術集会や研修会に非会員として参加し、雰囲気を確認してから決めるのも一つの手です。

学会活動は、日々の業務のモチベーション維持やキャリアアップに大きく貢献してくれます。この記事が、あなたの未来を切り拓く一助となれば幸いです。


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今回の記事は学会入会を勧誘するものではなく、入会等にあたっての責任は持てません。熟考の上、各個人の責任で入会・参加をお願いします。

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